『空手道型教範 地之巻』


『空手道型教範 地之巻』

空手道型の本質を鋭く表演、解説した新技術書!
極真空手の創始者大山倍達総裁の目指した武道空手とは何か? その答えの一つに型がある。
型を学ぶ目的は「体の運用」「技の連環」「攻防の妙」の3点を修得することにある。すなわち「心、技、体」(体の使い方、技の組み立て、心理的な駆け引き)を会得することである。


【極真空手の原点に回帰する】
空手の基本とは「型」であり、型をやりこんで組手をするというやり方が昔からの稽古方法である。大切なことは、外形的な要素だけでなく、関節や筋肉の動き、重心の移動など技を行う上での基本要素を身に付けることである。これらの要素を「基本」といい、外形的なものを表すものではない。
「極真空手の原点に回帰する」ということは、極真空手の成立を理解しつつ、大山総裁の目指したものを改めて確認するということである。それは「地に沿った基本、理に叶った型、華麗なる組手」という言葉以外にはない。
さらにその精神として「頭は低く目は高く、口を慎み心は広く、孝を原点として他を益す」という言葉であり、それを体現することである。盧山初雄館長は大山倍達総裁の高弟として真の極真空手を蘇らせるべく極真館を立ち上げた。その極真館の活動そのものが「極真空手の原点回帰」である。
本書は、型の表面的な動きだけではなく、その本質を鋭く表演、解説することで空手道の原点を体現している。

【主な内容】
★空手道における型の修得について ★型の解説1—最破Saiha ★型の解説2—征遠鎮Seienchin ★型の解説3—観空Kanku ★型の解説4—五十四歩Sushiho ★極真空手の原点に回帰する

著  者 盧山初雄 監修 極真館技術委員会 編著
定  価 2,800円+税
判型 ・頁数 B5判・192頁
概  要 型の意義、4種の型の概説・動作解説・要点・分解組手を詳解
発 売 日 2013年3月15日
ISBN 978-4-434-17782-8
カテゴリー: 極真空手 パーマリンク