『空手道型教範 人之巻』


『空手道型教範 人之巻』

空手道型の本質を鋭く表演、解説した新技術書完結編!型の歴史と意義、7種の型の概説・動作解説・要点・分解組手を詳解。

【地に沿った基本、理に適った型、華麗なる組手】

極真館では、大山倍達総裁の残した「地に沿った基本、理に適った型、華麗なる組手」という理念を元に、伝統的な技術内容と稽古体系を整理し、近代的な競技方法の確立を車の両輪として、その存在価値を示したいと思っている。

伝統的な技術を理解する手段として、まず「型」がある。極真空手の型は、大山倍達総裁の創作の部分が多いが、一つ一つの技については、伝統的な技を研究して取り入れたものであるため、伝統技法の研究としては特に問題はない。動作の意味を一つ一つ掘り下げて稽古することで、伝統的な型を学ぶ上でも容易になるし、 歴史的な技術の裏付けも理解できる。 「型」とは、 「空手道の範疇である」「型は歴史である」などの言葉があるように、 型そのものが空手の定義となるのかも知れない。

型も組手も一生懸命に稽古していくと、共通する内容が自然とわかってくるもので、最終的には、体の使い方や技の理論的なことが一つのものになるのである。これは、やる前に百辺論議するよりも、実行によってのみ到達できる答えなのである。 (序章「伝承と発展」より抜粋)

【主な内容】

★伝承と発展 ★型の解説1—撃砕大Gekisai Dai ★型の解説2—撃砕小Gekisai Shou ★型の解説3—内歩進弐段Naifanchin Nidan ★型の解説4—糸洲のバッサイItosu no Bassai ★型の解説5—大城の棍 組棒Ohshiro no Kon Kumibou ★型の解説6—周氏の棍Shushi no Kon ★型の解説7—多和田の釵大Tawada no Sa Dai ★空手の強さを求めて

 

著  者 盧山初雄+極真館技術委員会 著
定  価 2,800円+税
判型 ・頁数 B5判・224頁
概  要 型の歴史と武道の効用、7種の型の概説・動作解説・要点・分解組手を詳解
発 売 日 2013年11月25日
ISBN 978-4-434-18158-0

 

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